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カテゴリ:街( 15 )
NEW錦糸町誕生前夜

住んでみたい憧れの街とはまだ言えないが、ここ数年で確実に錦糸町は新しく生まれ変わるはず。

昨日の「すみだタワー」でもちょっと触れたが、徒歩数分で東京リ・デザイン・プロジェクトが進行中である。

下町にある鉄骨ALC造3階の台所の窓に切り取られた景色は別世界。

右側のオフィスビル。最上階の屋根も載っかって、あとは内装が主。一方、左側は超高層マンション。地上45階建で644戸。最近では2000戸なんてマンションが出ているので、それに比べればかわいいともいえるが、それにしてもデカイ。平均家族数は2.5人ぐらいだろうから1600人ぐらいが住むことになるんだろう。スケールメリットがあるので共用施設(フィットネスジムやエントランスロビーなど)は充実するだろうが、一方ではコミュニティ(近所つきあいなど)が希薄になるなどデメリットもたくさんある。さらにココは下町。外から完全にシャットアウトされたタワー型のマンションがこの街に根付くかどうか少々心配なところはある。

ところで、この前の冬至近辺。ふと天気が悪いな〜と思った。外は青空だったのだが...
見ると、まだ最上階までいっていないオフィスビルの日影。2棟が建っている来年の冬を考えると...心配である。

いずれにしてもタワーどうしが近すぎるよ。圧迫感がものすごい。
ボクに配置設計やらせてくれればなぁ。
もうちょっとバランス良くつくるよ。

配置設計のご用命はコチラ
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by ecg-man | 2005-03-30 14:10 |
すみだタワー
Excite エキサイト : 社会ニュースをはじめ、昨日の夕方〜今朝にかけて新タワー候補地に「墨田・台東エリア」が内定しました とのニュースを聞いた。

私の事務所は建設予定地の南側、徒歩圏内(徒歩15分くらいか)にあり、さらに南側徒歩5分ぐらいの所には東京建物が仕掛ける東京リ・デザイン・プロジェクトの建設が来年のオープンに向けて盛んに行われている。

楽天地や場外馬券場や風俗など大人の男の街としてのイメージが強かった錦糸町〜イマイチパッとしなかった下町である押上周辺の街は、これまでのイメージを払拭し、わずか数年でおしゃれな街に変貌するだろう。

一見とってもめでたいことだが、こういう時は後先を考えず、イケイケドンドンになりかねない。

新タワーそのもののデザインをかっこよくするのは、世界最高高さの構築物になり、ランドマークとしてどこからも見られるわけだからもちろんだが、ボクが心配なのは下町ならではの街のリフォームはどんなものがいいのか、特に町工場や古い商店街と新しい商業・業務との塩梅の良い関係などなど、悩ましいことは多いはず。

単に町工場や古い商店街には出て行ってもらい、そこに無尽蔵に商業ビルやマンションを建てるのでは、他の街と一緒になってしまう。

「住民として、専門家として、十分に目を光らせていかねば...」と、ふんどしを締め直す気持ちになるニュースだった。

ところで、HPはコチラ

新東京タワーからの眺めを想像してみた | Excite エキサイト
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by ecg-man | 2005-03-29 12:30 |
水戸
d0000977_18194562.jpg「建築士事務所の管理講習会並びに開設者研修会」ってのに3/17出席してきた。場所は水戸。
朝6:45出発で、フレッシュひたち号に揺られて9:00水戸着。

駅を出るとやっぱりあった。コレ→

でも...

たしか水戸黄門って諸国漫遊をしていないし、助さん、格さんもお供をしてないはず。
ということは、この銅像はテレビの水戸黄門をベースにしているんだろうなぁ。
だったら、格さんが印籠を掲げている銅像をつくった方がいいんじゃないかなぁ?



d0000977_1841611.jpgさてさて

研修会は9:15〜15:40まで昼休み45分を挟んで1日かけて行われた。1冊のテキストを使って、数人の先生が1時間ぐらいずつ話す。

内容は...

まあ、いいかっ。



d0000977_18452353.jpg会場は水戸駅からタクシーで1,000円ぐらいのところだった。

東京じゃないから流しのタクシーなんてあり得ないし、迎車料金をとられるのも不愉快なので、最寄りの駅(水郡線 常陸青柳駅)まで田んぼ中の1本道をとぼとぼ15分ぐらいかけて歩く。

駅は無人駅。電車(厳密にはディーゼル車)は1時間に2本ぐらい。
改札なんてないし、切符は自動販売機で購入。
線路を渡って、ホームへは数段の階段を上る。
普段東京にいるとこんな経験しないので、ちょっぴりドキドキワクワク。別に何て事ないんだろうけどね。

ところでディーゼル車ってギアチェンジするみたいね。走り出しは低い音でローっぽい。

セピア色にしてみるといい感じ。
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by ecg-man | 2005-03-19 18:54 |
まちの不思議1〜街灯
d0000977_13431148.jpgチューリッヒの街灯を見てちょっと書きたくなりました。

チューリッヒでなぜできているかはちょっと置いておいて、日本ではよほどのことがないと実現しない理由を書きます。

街灯を吊っているワイヤーがくっついている建物の壁は、多くの場合「民間」のもので、街灯は「公共」のものです。

仮にワイヤーの留め金がくっついている壁が崩れて、街灯が落下し事故が起きたとします。さて、これは誰の責任でしょう?
1.街灯の持ち主である「公共」の責任とも言えるし、
2.壁が崩れた「民間」の責任とも言えるし...
このように後で責任関係がグチャグチャになりそうなことは日本ではほとんど実現しません。

じゃあ、建物が公共の**文化センターだったり、公営住宅だったらできるか?と言えばこれも無理です。街灯を管理している部署と**文化センターや公営住宅を管理している部署は異なります。縦割りですからね。

したがって、日本では道路にハナから建っている電柱に街灯をくっつけるか、駅前など主要な場所ではお金をかけてデザインされた自立の街灯を建てます。はっきり言ってじゃまですね。

この手の話は「まち」にたくさん転がっています。
これから少しずつ皆さんにご紹介していきましょう。
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by ecg-man | 2005-03-14 14:25 |
冬ソナの最終回の舞台〜外島(ウェド)〜
昨年末から年明けにかけて釜山とその周辺に行ってきました。
釜山は南だから...と、たかをくくっていたら、これが寒いのなんの。
奥さんは下痢になっちゃうし。とんだ珍道中でした。


しかし、やることはやってきました。
詳細はそのうちボクのHPで紹介しますが、さわりだけをココで紹介します。


d0000977_15451653.jpg釜山からちょっと海に出たところに「外島」(ウェド)っていう小さな個人所有の島があります。
ココは冬ソナの最終回でヨン様とチェ・ジウが再会するところで、「不可能な家」なる住宅が建っています。
ミーハーなボクらは元旦にココを訪れました。
ところで、この「不可能な家」ができるまでのプロセスを、建築業界の言葉を使って説明するとこんな感じでしょうか。
・チェ・ジウが企画・基本設計
・ヨン様が勝手にディテールなどを含めて実施設計
・さらにヨン様が敷地を見付けてきて勝手に工事着工
・施工段階はドラマでやってませんでしたが、恐らく失明したヨン様が第三者の協力を得て監理
・で、不可能な家は竣工
もう人・人・人で、気の弱いボクらは記念撮影もできず、ただ圧倒されただけでした。


d0000977_15454467.jpg行く前は正直いうとなめてました。
島中がとてもよく手入れされた植物園となっていてかなりいいところでした。
フランス庭園のように幾何学的に刈り込まれたゾーンがあったり、敷地の高低差を利用したゾーンなど、さまざまな庭園を見せてくれます。


d0000977_15462141.jpgさらに、うっそうとした林を抜けると、その先には自然を最大限に活かしたドラマチックな景観が用意されています。
ボクも庭園の設計をやりますのである程度は想像がつくのですが、どれも期待以上のものです。
ホントうまくできています。
特に海に張り出した展望台は圧巻です。
高所恐怖症のボクはお尻の穴がキュッと締まりましたが...


d0000977_15464291.jpg最後にボクが最も感動した場所を紹介して1回目のブログを終了します。
断崖絶壁の上の教会です。
島の奥の方にあるためか、人は疎らでとっても静かです。
そこへ木々の間から漏れる陽光、波が砕ける音、空と海の青。
これまでいろんな教会を見てきましたが、最高でした。


今度は暖かい時に体調万全で行きたいものです。
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by ecg-man | 2005-03-10 15:43 |